Q |
美味しい、安全、安心は当たり前。 次の新しい評価基準はなんでしょう? |
A |
機能性の時代=中身評価の始まりです。野菜に含まれる「抗酸化力」、「免疫力」、「解毒力」を数値化します。そこで、まずトマトの抗酸化力を調べました。 |
栄養価の高い作物は、食べた方の健康に大きく貢献できます。 |
検査データ
(2011/12/13)
塩トマト論文
科学誌 Nutorition & Metabolism掲載
[ゼブラフィッシュ]
体長4cm程の魚で、成長が早く2年でヒトの80年を表現でき、コスト面でもマウス・ラットに比べ1000分の1以下。一生が短く疾患モデルを容易に作れ、野菜の長期的効能をいろいろな病気にあてはめ、短期間で実験結果を得られる〈第3のモデル動物〉です。
[データ]
当園の「塩とま!」と一般のトマトの比較です。
① 健康なゼブラフィッシュ
② 2週間でパンパンになった肥満ゼブラフィッシュ。
赤く染まっているのが脂肪。
③ 4週間一般トマトを給餌しました。
脂肪が半減しています。
④ 4週間「塩とま!」を給餌しました。
脂肪が激減しています。
(A:肝臓脂肪の増減より)
[結果・考察]
「塩とま!」は体重の増加・中性脂肪・内臓脂肪の蓄積を抑え、特に脂肪肝改善作用が優れていることと、その成分がリコピンではなく、ベータカロチノイドかポリフェノールではないかということがわかりました。
「体の中でかがやく宝石たち!」
の語源がここにあります。